専門の医師が症状やお悩みに合わせてカンナビノイドを処方します。
カンナビノイドとは
カンナビノイドは、ヘンプの花穂に含まれる天然化合物で、特に医療分野で注目されています。
よく知られているものは、マリファナの主成分として有名なTHC(テトラ・ヒドロ・カンナビノール)と精神作用のないCBD(カンナビジオール)です。
難治性小児てんかんの治療効果がきっかけで、2018年にアメリカ食品医薬品局(FDA)に治療薬として承認されました。ヘンプを加熱・乾燥することで、CBD、CBC、THC、CBGなど複数のカンナビノイドが生成されます。
日本では大麻のイメージからネガティブな印象を持つ方もいますが、国内で流通しているカンナビノイド製品は、THC(マリファナの主成分)を完全に除去しており、法律的にも問題なく安全にご利用いただけます。
このような方へおすすめです
- なんとなく体の不調を感じている方
- 気持ちを落ち着けたい方
- なかなか寝つけない方
- イライラしやすい方
- 関節や首・肩などの痛みが気になる方
- 子供の夜泣きでお困りの方
- CBDなどを試したが、
あまり効果を感じなかった方 - 医師の診断のもとで
カンナビノイドを処方して欲しい方
CBDについて
体内にはCBDと相性のいい受容体がある
CBDは恒常性を保つサポーター
人間の身体には、内外部からの環境因子の変化に対して生理機能が一定に保たれる性質が備わっています。それは、さまざまな理由から受ける揺らぎを自動調整しながら適切な状態を保とうとする働きで、恒常性(ホメオスタシス)と呼ばれています。
ただし、揺らぎの振り幅が大きくなってしまうと、バランスを保つことが難しくなり、不調を引き起こすことにつながってしまいます。そうならないためには、恒常性を保つケアが必要となり、そのサポート役となるのがCBDです。
CBDと相性がいい2種類の受容体
受容体(レセプター)とは、対外や体内からの何かしらの刺激を受け取り、伝達する構造のこと。その受容体の中でも、CB1受容体とCB2受容体はCBDと相性がいいことが分かっています。CB1受容体は神経細胞に、CB2は神経や免疫に働きかけてくれるといえます。
また、CBDはこの2種類の受容体以外にもさまざまな受容体などに作用し、エンドカンナビノイド系の調整を行っていることが知られています。
※出典:『CBDハンドブック』(エリクシノール株式会社)より引用・掲載
CBDと恒常性、受容体は切り離せない関係
心身の健康には、恒常性を保つことが重要です。
恒常性とは、さまざまな理由から起こる揺らぎに対して、自動調整しながら適切な状態を保とうとする働きのこと。先ほど説明したエンドカンナビノイド系(ECS)は、この恒常性を保つサポートをしています。
ただ、日々のストレスや加齢などによって、体内で生成されるエンドカンナビノイドが不足するとECSが正常に機能できません。そうならないために、CBDを補う必要があります。
体内には、神経細胞に多く存在するCB1受容体と、免疫細胞に多く存在するCB2受容体があります。この2種類の受容体があることで、補ったCBDが体内で利用され、その働きを得ることができています。
※出典:『CBDハンドブック』(エリクシノール株式会社)より引用・掲載
CBDを摂取する時に知っておきたいこと
CBDの摂取量を意識
CBD製品は、濃度(%)、含有量(mg)のいずれかが表示されていることが多いです。意識したいのはCBDの摂取量なので、アイテムを選ぶ際は、パッケージに一滴あたり、ひと粒あたりのmgが書かれているかをチェックしてください。CBDの摂取量を把握しておくことで、より心地いい付き合い方につながります。
自分の適量を知る
摂取タイミングや量の調整をする
CBDを摂取した時の体感には個人差があります。また、取り入れる製品タイプによって、その時の体調や気分でも体感は変化します。だからこそ、自分に適した形で取り入れることが重要です。そのことをきちんと考慮したうえで、ゆっくり休むため、集中力を高めるためなど、目的に合わせて摂取するタイミングや量を調整してください。
1日の摂取量目安は10~50mg
摂取量の目安が10~50mgと幅広いのは、CBDの体感には個人差があるからです。ひとりひとり適した量が異なりますので、10mgから始めて、どのように感じたかを観察しながら、量を調整することをおすすめします。自分にとっての適量が分かると、より高濃度な製品に変えて効果的に、そして、コスパを高めることが可能になります。
摂取日記をつけて客観的に判断する
自分の適量と体感を知っておくことが大切です。どのくらいの量でどのような体感が得られるのかを意識してみてください。どんな目的で摂取しているのか、その時の体調などもあわせて記録することで、自分の適正量を知りやすくなります。もし体感が得られないと思っても、1ヶ月間は続けてみてください。
※出典:『CBDハンドブック』(エリクシノール株式会社)より引用・掲載
CBDと心地いい関係を築く
CBDは適量摂取でピークを迎える
CBDは二相性の性質を持ちます。二相性とは、適量摂取で体感が得やすくなり、CBDの働きはピークを迎えます。ただし、少量、過剰の場合は、目的とは違う効果が得られる可能性があります。そのため、目的に合わせて、自分に適した量を摂取することがポイントです。
注意するべき事柄
ペットの場合
体重1kgに対して1日のCBD摂取量は0.1mgから始めてみてください。様子を見ながら量を調整しましょう。
小児の場合
体重10kgに対して1日のCBD摂取量は2.5mgから始めてみてください。てんかんなど、症状がある場合は医師に相談のうえ、摂取しましょう。
妊娠中・授乳中の場合
妊娠中の影響について、徹底的な研究は行われていないことを考慮して、使用は避けてください。
※出典:『CBDハンドブック』(エリクシノール株式会社)より引用・掲載
今の暮らしの中でどんなことが気になっていますか?
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A
- 夜中に何度も目が覚める
- なかなか眠れない
- 起きてもスッキリしていない
- 入眠をスムーズにしたい
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B
- イライラを鎮めたい
- 落ち込みやすくなった
- 心地いい状態を保ちたい
- ヨガや瞑想に興味がある
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C
- 身体の疲れをケアしたい
- 生活習慣を見直したい
- 冷えやむくみを緩和したい
- 肌の調子を整えたい
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D
- 倦怠感が出てきた
- オンとオフをきちんと切り替えたい
- 集中力を高めたい
- ストレスを解消したい
-
E
- 首、肩、腰などの関節が気になる
- 運動のパフォーマンスをあげたい
- 運動後のリカバリーケアをしたい
- 試合前の緊張をほぐしたい
チェックが入ったカテゴリーの生活習慣を
改善するために、
CBDを活用してみませんか?
リラックス目的の取り入れ方
A 睡眠の質を底上げ
- ベッドに入る前にカプセルを1~2粒取り入れる。
- 歯の食いしばり防止対策として、ロールオンをあごの周辺に塗る。
- 寝つきが悪い日はVAPEで効率的にリラックスする。
- ハーブ系のフレーバーティンクチャーを水に入れて、寝る前に飲む。
B 瞑想やリラックス法で心身ともにほぐれやすくする
- 始める前の準備として、ロールオンやバームを塗布する。
- 瞑想の前にティンクチャーを取り入れる。
- CBD入りのアロマオイルを焚き、空間を演出する。
C 入浴でしっかり疲れを取り、癒される
- 入浴剤で全身の疲れを癒す。
- バスタイムの前にナノパウダーやVAPEを取り入れて、身体も、心もほぐした状態にする。
- お風呂上がりのスキンケアとして、ボディオイルやロールオンを塗る。
やる気を出すため、
集中力を高めたい時の取り入れ方
D 仕事や勉強のパフォーマンス向上とリフレッシュ
- 糖分補給としてグミやチョコを取り入れる。
- 作業中のドリンクとして、ブラックコーヒーにはティンクチャー、ミルク入りはナノパウダーを入れるのがおすすめ。
- 重要なプレゼンや会議の前に、ロールオンやバームを塗布する。
E 運動前はパフォーマンスをあげる、運動後はリカバリー
- 運動の前は集中力を高めるために、ミント系のティンクチャーを取り入れる。
- 運動の後は筋肉のリカバリーを意識して、バームやロールオン、ボディオイルを塗布する。
※出典:『CBDハンドブック』(エリクシノール株式会社)より引用・掲載
CBDの製品タイプとその特徴
CBDの製品は大きく、飲む 食べる 塗る 吸う の4つのタイプに分けられます。
体感までの時間と持続時間は、使用する製品特性や個体差がありますので、目安として参考にしてください。
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カプセルを飲む体感までの時間:30~90分
持続時間:6~8時間
取り入れやすさ:初級者から
特徴
- 摂取量が管理しやすい
- 持ち運びしやすい
- オイルをこぼす心配がない
- 原料の香りが気になりにくい
-
スポイトで舌下に垂らす体感までの時間:30~90分
持続時間:2~4時間
取り入れやすさ:初級者から
特徴
- 使用料を自身で決められる
- 口内にゆっくりなじませることで、効率よく摂取ができる
-
グミやチョコレートを食べる体感までの時間:30~90分
持続時間:6~8時間
取り入れやすさ:初級者から
特徴
- CBD特有の苦みが気になりにくい
- おいしく摂取できる
-
ロールオンなど、肌に塗る体感までの時間:15~30分
持続時間:2~8時間(製品による)
取り入れやすさ:初級者から
特徴
- 美容感覚で取り入れられる
- ロールオンの場合、外出先でも気軽に取り入れられる
- ロールオンの場合、こめかみ、手首など、ピンポイントで取り入れられる
-
電子タバコ型で吸う体感までの時間:2~15分
持続時間:2~4時間
取り入れやすさ:中級者から
特徴
- スピーディーな体感
- 喫煙を控えたい時、禁煙をしたい時のサポートアイテムになる
- 呼吸を意識しやすくなる
- 原料の香りが気になりにくい
※出典:『CBDハンドブック』(エリクシノール株式会社)より引用・掲載
カンナビノイドの効果と作用機序
カンナビノイドには、主に次のような働きがあります。
- 抗炎症・鎮痛作用
- 抗酸化作用
- 神経保護作用
- 免疫調整作用
カンナビノイドの作用機序はまだ研究中ですが、CB1受容体は神経調節作用を、CB2受容体は免疫調整作用を持っています。脳は体内で最もCB受容体が多く、高次認知機能や運動・感覚機能に関与しています。
また、カンナビノイドはホメオスタシスを調整し、皮膚細胞の活性化や安定化にも良い影響を与えます。さらに、コレステロール代謝を制御する遺伝子や、セロトニン受容体に作用することから、気分や痛覚にも影響を与えるとされています。
日本で流通するカンナビノイド(CB)は、マリファナの主成分であるTHC(テトラヒドロカンナビノール)を完全に除去しており、安全にご利用いただけます。
現在の問題点
日本では2024年12月12日の大麻取締法改正により、規制内容が変更されました。
改正後は、CBD製品に含まれるTHC(テトラヒドロカンナビノール)の含有量が基準値を超える場合、麻薬として取り締まりの対象となります。
現在、CBDを含む製品はサプリメント、オイル、グミ、吸引器など多岐にわたりますが、購入する際は必ずTHCの含有量を確認しましょう。
また、信頼できる販売元から購入し、安全性に配慮することが大切です。
合併症について
現在報告されている深刻な合併症はありません。